山中産業では、超音波による融着やヒートシール加工などを基本加工技術としています。接着剤を使用せず素材同士を溶着させるこれらの加工方法で生産された製品は安全性が高く、食品用途に適した加工方法であるといえます。
- 超音波利用技術
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超音波による材料の接着や切断を行ったり、また、同時に接着と切断を行う技術を擁しています。
他の方法で難しい材料の組合わせでもピンポイントで接着が可能です、切断(スリット)も得意な分野です。 - ヒートシール加工
- 連続ヒートシール加工技術を駆使して、製品の生産を実施する事ができます。
自社技術でオリジナルなものづくりが可能です。 - その他
- 自社及び協力会社との連携により、新しい技術を吸収しながら形状打ち抜き技術、接着技術との併用で、新しい製品造りに取り組んでいます。
当社は、飲用フィルター素材、ラッピング用素材や産業資材等、繊維に関する加工を行っていますが、特に飲用フィルターは口に入るものを扱う関係上、衛生管理や防虫対策、異物混入防止対策等、HACCP精神を取り込んだ姿勢で安全と衛生に取り組んでいます。
HACCPとは要約すると「危害予測分析」と理解されていますが、当社は広く認知されている原材料であっても、対象となる素材のあらゆる健康危害を予測し、予測した健康危害にたいしてその材料が及ぼす危害の可能性を特定し、科学的な根拠に基づいてそれらを防止するために、新しい素材の開発に努めています。
2001年2月26日にISO9001:2000を認証取得しております。
当社は、ISOが品質における国際的なスタンダード規格として、顧客の期待に応えるためにあるという認識の元に、自らその枠組みに身を投じ、ISOの精神の理解をさらに深めるよう努力してきました。これから先も継続してその精神を受け継いでいきます。