持続可能な開発目標 (SDGs)とは、 2030 年までに持続可能で、よりよい世界を目指す
という国際目標です。
2001年に策定された「MDGs(エムディージーズ/ミレニアム開発目標)」が2015年に
達成期限を迎えたことで、それに代わる新たな世界の目標として定められました。
17のゴール(目標)・169のターゲット(具体的な目標)から構成され、
地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは開発途上の国だけでなく、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)
なものであり、日本としても、そして当社としても積極的に取り組んでいます。
ティーバッグフィルターやドリップバッグフィルター等、
非耐久性消費財を主な製品として製造する当社は、
環境に負荷をかけない製品作りに取り組んで来ました。
当社の製品作りの理念は、持続可能な世界を目指すSDGsの
取り組みにつながるものと考え、積極的に推進していきます。
取り組み01
植物由来フィルターの
販売促進
植物由来のコンポスト可能な飲料用フィルターを販売促進することにより、
ティーバッグ、コーヒーバッグの原料として使用される石油の使用量と焼却処理時に発生する二酸化炭素を削減します。また、工業用コンポスト施設で完全に分解されるため、ごみ問題の解消にも貢献します。
- 主な活動
- 植物由来飲料用フィルターの継続的な開発。
顧客訪問や展示会、WEBページでの紹介。
グリーンプラ、バイオマスプラ、コンポスト認証を取得することによる環境配慮型製品のアピール。
取り組み02
環境改善活動
企業活動において省エネルギーや地域の環境改善に取り組みます。
- 主な活動
- 環境委員会による電力使用量、産業廃棄物排出量の数値管理。
デマンドによる電力管理(野洲工場)。
低燃費・低公害車を社用車として使用。
ペットボトルキャップの回収。
地域清掃の実施。
取り組み03
品質と食の安全
消費者やメーカーの皆様にご利用いただく際の品質や安全性を第一に考え製品を開発・製造しています。
- 主な活動
- ISO9001、FSSC22000の認証取得により品質と食の安全へのたゆまぬ取り組みを継続しています。
飲料用フィルター製品は食品衛生法に基づく分析試験を受け成績書の発行を受けています。
取り組み04
学校教育への支援活動
普段何気なく使っているティーバッグやドリップバッグは、一見すると簡単にできる製品に見えますが、
様々な工程を経て製品化されています。当社では、製造工程を通して、ものづくりの大変さ、そして楽しさを子供たちに
知ってもらえるよう、社会学習や職業教育の場を設けています。また、学校教材として環境対応製品の情報・資料を提供
することにより、子供たちが環境問題について学び、そして関心を持って生活することを応援しています。
- 主な活動
- 小中学生の工場見学、高校生のインターンシップ受け入れ
中学校国語・小学校家庭科教材への植物由来フィルターの資料提供
中学校国語・小学校家庭科教材への植物由来フィルターの資料提供
取り組み05
障がい者の就労支援
障がいを持った方に当社工場での職業訓練の場を提供し、また就労支援施設に作業を委託することにより、障がいを持っ た方々が働く機会を増やしていただけるような取り組みをしています。
- 主な活動
- 作業実習生の受け入れ
障がい者作業所への作業委託